熊野本宮温泉郷 | はじめての熊野古道 なかへち 熊野本宮温泉郷

旅の疲れを癒してくれるのは、今も昔も温泉。熊野本宮温泉郷には3つの名湯があります。

【湯ノ峰温泉】世界遺産の公衆浴場

情緒ある雰囲気に癒される

4世紀ごろに発見されたと言われる日本最古の湯の峰温泉は、こじんまりとした風情のある温泉です。まるでタイムスリップをしたかのような雰囲気を感じられます。

世界遺産の温泉「つぼ湯」は時間制

「つぼ湯」は、世界で唯一世界遺産に登録されている公衆浴場。日によっては、お湯の色が7回も変化することから「七色の湯」とも呼ばれています。大人2人でいっぱいになるくらいの小さな岩風呂で、源泉はかなりの高温です。熱すぎる場合は、冷水を足して湯加減を調節してください。30分の交代制、番台で札をもらって入ります。混み合っている時は数時間待ちとなることもあります。石鹸やシャンプーは使用できません。お湯に浸かり、身を清める湯垢離(ゆごり)を楽しむのが「つぼ湯」です。

湯筒で作るゆで卵は格別

温泉の手前で湯気が沸き立つ一角は「湯筒」と言われ、約90度のお湯が湧き出ています。近くの売店で卵を買って10〜15分浸けておくと、温泉の香りを感じるゆで卵が完成です。地元の人は、野菜や卵を持参して、湯筒に浸してから温泉に入り、湯上がりに茹で野菜やゆで卵を持って家に帰ります。「ここで茹でたさつまいもは味が違う!」そうですよ。

昔ながらの旅館はもちろんゲストハウスもあります。

情緒豊かな木造老舗旅館、ワーケーションにも使える旅館から、個室温泉を楽しめるゲストハウスまで宿泊施設が充実しています。一人旅でも大人数でも、それぞれの要望に合った空間があります。

〒647-1732 和歌山県田辺市本宮町湯峯

熊野本宮線「湯の峰温泉」下車

【川湯温泉】自分だけの露天風呂

自分でつくる温泉

「自分でつくる」という楽しみをプラスしてくれる温泉です。川湯温泉街のすぐそばを流れる大塔川は、川底から約70度の温泉が湧いてくる珍しい川。場所によっては、河原の石を触るだけでも温かさを感じられます。道沿いと河原に駐車場があります。

足湯ぐらいなら素手でもなんとか掘れますが、腰まで浸かるつもりであれば、ショベル持参がおすすめ。掘ってすぐは濁っていても、川の流れがあるので時間が経つと澄んできます。隣の芝生ならぬ、隣のお風呂。あっちの方が温かいかな?と気になりながらも、自分だけの露天風呂ができるのは嬉しいものです。掘るのはちょっと・・・と思う方には、誰かが掘ってくれた跡があるといいですね!

冬は仙人風呂が登場

例年12月〜2月末までは、川を堰き止めて作る大露天風呂「仙人風呂」が登場します。

〒647-1717 和歌山県田辺市本宮町川湯

熊野本宮線「川湯温泉」下車

【渡瀬(わたぜ)温泉】大人数でのんびりできます

日帰り入浴も楽しめます。

「わたらせ温泉」は、大人数でゆったりと温泉を楽しむことができます。天然温泉源泉かけ流しの大露天風呂は豊富な湯量を誇り、西日本最大級の広さです。趣向を凝らした貸切露天風呂もあります。熊野ならではの自然あふれる風景、夜にはプラネタリウムを彷彿させる星空に、心と体がほぐれます。石鹸、シャンプーが完備されており、日帰り入浴はもちろん、宿泊も可能です。

キャンプ場も。

近隣には「-WATAZE OUTDOOR- おとなしの郷」があります。敷地から歩いて2〜3分のところに、本宮町民も利用する公衆浴場・温泉センターが併設されています。キャンプ場には、バイクや車の乗り入れが可能なスペースがあります。全10棟のコテージは、全室にエアコン・トイレ・キッチン・寝具が準備されていて、気軽なアウトドアが楽しめます。敷地全域でWi-Fiが利用でき、オープンデッキやコワーキングスペースも。新しいアウトドアフィールドとして注目されています。

〒647-1733 和歌山県田辺市本宮町渡瀬

熊野本宮線「渡瀬温泉」下車